◆田んぼだより

平成21年12月号_01

《恒例の稲刈り》

平成21年10月11日、12年目の米作りの収穫の日。天候に悩まされた一年でしたが無事、順調に実ってくれました。例年よりも背が20センチくらい高いので倒伏した稲が多く、いつもよりもハードな作業でした。

 

日常の忙しさを離れ、山で送る一味違った忙しくも楽しい一日。この体験、リフレッシュ、ココロからの笑顔が一番の収穫なのでしょう!

雨の中の作業はさらに重労働。いつも以上におなかがすいて、雨など気にせず、山でぬか釜ごはんと山の幸を頬張って、後半戦にのぞむ!

何回やっても、何年やってもこの達成感、感動、喜びは日本人として誇りに思える笑顔をよびます。歳を重ねてもみんないい笑顔は変わりません!良さが増すかな!?

平成21年、わが社員が松之山に家族という夢を咲かせた記念すべき、歴史的一年です。距離があるようでも日本は小さなひとつの大地なんです。すぐそこに、出会いは、幸せはたくさんありますね。

今年は(財)山の暮らし再生機構の小野塚さんが稲刈り助っ人にいらしてくださいました。ホントはごあいさつだけのつもりが、作業まですっかりお手伝いいただいちゃって、さすが、協力隊!でした。

前日の大雨でぬかるんだ田んぼ、倒伏した稲、小雨の中大変な作業でしたが、終わったらすっきり晴れて、笑顔で記念撮影ができました。

今年は思い出を水彩で残そう!をテーマに、それぞれが心落ち着けて、里山をじっくり観察。 デジカメ片手では気がつかなかった細かい自然、大きな自然をたくさん見ることができました。 ふだんとちょっと違った視点は大切ですね。

 

店主 岡野真吾