◆田んぼだより

平成22年6月号

《恒例の田植え》

集合写真
LOVE RICE! の心意気を大切に、今年も心をこめての米作りが始まりました。東京のお店でも、毎日お米の大切さをかみしめながら、にっぽんのごはんの美味しさをお伝えして参ります。


枠線を引く
田植えの時間短縮は田への枠引きの丁寧さで決まります。ベテランに枠引きを任せ、若い者がどんどん植えていく。慣れた者は難しい端の方を5列植え、初心者は土が硬いあたりを3列植えでチーム編成を整えて、いざ!開始!

田植え
14年目を迎えた新潟県十日町市松之山の自社田んぼでの米作り。雪が多かったこの冬、5月の連休が終わっても残雪があり例年よりも2週間遅い田植えになりました。その分、苗もちょっと成長していて長めでした。


苗を数えて
見た目ではついついたくさん植えたくなっちゃうけど、丁寧に苗を数えて3本ずつ植えましょう!たくさん植えても分けつが減るだけで、結局は1枚の田んぼからの収穫量は肥料次第で同じことだから、苗を節約して効率よくたくさんの田んぼに植え付けを!

お父さんと大成功
去年は田んぼで転んで上手にできなかった果美ちゃんも、今年はお父さんと一緒にたくさん田植えができました!来年はいよいよ小学生。お友達にも教えてあげてね(^^)


慣れた田植え
田んぼの主力スタッフたちは田植えもすっかり慣れて、心強い米作り戦士たちです!これなら自社田んぼもどんどん拡大できそうです(^^)

山を眺めて昼食
田植え作業のお昼ごはんはお決まりの「ぬか釜ごはん」。東京の店で炊くのとは、気候の違いや標高の違いもあってか、もみがらの量や、うちわでの火加減、炊飯時間も結構違います。今年もばっちり上手に炊きあがり、里山の原風景を眺めながら至福の腹ごしらえ!

蛇行苗


作業を終えて一句:

蛇行して心を映す植田かな  

真吾

にぎりめし


ひと息ついたところで一句:

輪になつて田植えの閑のにぎり飯  

真吾