◆田んぼだより
平成20年06月号
《田植え研修》
5/17(土)〜18(日) 全店休業でスタッフの田植え研修に新潟県十日町市松之山の自社田んぼへ行って参りました。その間にお店にお越し頂きましたお客様には休業にてご不便をおかけいたしまして、大変失礼いたしました。お詫び申し上げます。 |
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晴天に恵まれた11年目の田植え、初体験のスタッフも多く、先輩からの指導を丁寧に実践しながら慎重にスタート。田植えの目印のワクが見えなくなるので、水を濁らせないように足をそっと抜き差ししながらねらい通りワクの交点に田植え!まっすぐ植えたつもりなのに振り返るとグニャグニャの田植えライン…。 |
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最近ではGPSを使った無人ロボットも田植えをしてるとか。そんなモノには負けられないと缶コーヒーのCMの超人的速さの田植えをイメージしながら、ひたすらガツガツと頑張りました。 |
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5月に入ってようやく雪解けした田んぼの周りでウドやワラビ、タケノコなどを採って味噌汁や煮物、漬物にして、もみがらで炊いた「ぬか釜」ごはんをほう葉にくるんで腹ごしらえ。地元の高橋様ご夫妻から今回もいろいろな料理を教えていただきました。 |
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午後から二枚目の田んぼに入るとみんなすっかり上手になって、驚くほどまっすぐきれいに植えられて、横一列でレースもしました。山間の棚田だからこそできる機械を使わない手植えの田植え。一回の手の動きでお茶碗約2杯分のごはんの田植えをしています。 |
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来年一年間の自分の分、家族の分、お友達の分、日本中のみんなの分。そして世界で困っているみーんなの分まで植えられたらいいのにな!! |
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難しいことはわからないけれど、あちこちに同じくらいの面積のお休みしている田んぼがあるから、みんなで手分けしてお茶碗2杯分ずつどんどん手で植えて、美味しいごはんを世界中のみんなと一緒に分かち合えたらいいのになと思いました。 |
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日本に限らずみんなの主食としてのお米。食べ物を食べ物として育て、収穫して食べる喜び、そして感謝、それにかかわる祈り、祭り。 |
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間違った消費の仕方をしないように、その尊さや文化、伝統を大切にしていきたいと、強く再認識した今年の田植え研修でした。 |
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店主 岡野真吾 |
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