◆田んぼだより

平成18年08月号

平成18年草刈り

平成18年8月27日、新潟県十日町市松之山の自社田んぼの畔の草刈りと出穂観察に行って参りました。東京と同じく新潟も長梅雨で成育が心配でしたが、8月からの好天続きでイモチ病の被害も無くとても順調でした。

標高が高いのでやっと穂が出揃ったところですが、ほとんどの穂が稲の花を咲かせて、朝夕と日中との寒暖の気温差に促されて穂の中にどんどんデンプン質を蓄えはじめ、1/3ほどの穂にはお米が宿り始めていました。

イモチ病の一番心配な出穂期を乗り越えましたので、あとは台風被害が無ければ今年も順調な収穫量と味覚が得られそうです。10月中旬の稲刈りが楽しみです。

因みに、東京の代々木本店と表参道店の店先のプランター田んぼの稲は、朝夕との寒暖の差が無いこともあり、出穂はまだ先です。是非観察してみてください。

店主 岡野真吾